こんにちは!みんとです。
2024年2月上旬、とうとう歯列矯正のために抜歯を行いました。
上の「第一小臼歯」2本を抜き、その約一週間後くらいに金属ブラケット(矯正装置)を装着予定です。
それでは今回は、抜歯を行った当日やその後の様子についてを書いていきたいと思います。
前回の記事
抜歯当日の流れ
準備するもの
「ハンカチ」は持っていた方がいいかと思います。
理由はうがいの時に麻酔で思ったように口が動かせず、口からこぼれそうになったからです。
今回だけでなく歯医者に行くときは、なるべくハンカチを持っていくことをオススメします。
あとは必須ではありませんが、抜歯後の口元が気になる方は「マスク」をつけていくといいかもしれません。
抜歯後は止血のためにガーゼを噛むのですが、それほど見た目は変わらないかと思いますので好みでどうぞ。
私が通っているところは、クリニックから病院内ではマスクをつけて下さいと呼びかけがあっているのでつけていきました。
治療の様子
抜歯前
質問事項があれば、治療前に確認するのがオススメです。
抜歯後はガーゼを噛んで止血することになるので、あまりうまく口を動かせないからです。
質問が終わり先生から抜歯の流れを説明されました。まず最初に私から見て右側の歯を抜いて、左側を抜くとのことです。
あと麻酔をする前に今飲んでいる薬がないかを聞かれました。
最初に右側の歯の周りに軟膏をぬり、麻酔を注射します。
麻酔の液はちょっと苦いため、麻酔を打った後は一旦口をすすぐことをオススメします。
注射は少しチクッとして痛かったです。
次に麻酔が効き始めるまでしばらくかかるので、その間抜歯する部分のレントゲンを撮りました。
そして、一週間後の矯正装置(金属ブラケット)を装着するときにパラタルバーも一緒につけるため、歯と歯の隙間を開けるセパレーションを取り付けました。
セパレーションは、先月も取り付けました。今回も同じ箇所に取り付け。
いよいよ抜歯!
抜歯をする前に抜いた歯はどうするか、尋ねられました。
持って帰るか、クリニックで処分してもらうか選べます。
私は特に必要なかったため、クリニックで処分してもらうことにします。
先生から伺ったのですが、乳歯を抜く場合は親御さんが成長の記録として持ち帰ることがあるそうです。
処分してもらうことを決めましたが、せっかくなんで最後に抜いた歯の記念撮影(?)をしました。
さて、いよいよ抜歯を行うわけですが、正直怖くなかったわけではありません。
歯を抜く日が近づくに連れ正直、健康な歯を抜くのは嫌だなーと少し思うようになりました。
しかし、自分の歯並びを思い出し、ここまで来たら最後まで頑張ろうと気合を入れなおしました。
矯正前の歯並び写真はこちら…
抜歯前には先生が歯を触って痛みがないかを確認します。
麻酔が効いているのか全く痛みが感じられませんでしたが、押されているような感触はありました。
抜歯は歯をグラグラさせて抜くとのことで、実際どのように抜いていたのかを見ることができませんでしたが歯がぐらついているのは何となくわかりました。
時折、ギシギシと嫌な感触が伝わってきました。
特に痛みもなくあっという間に右の歯が抜けました。
すぐに先生は止血の処置を行い、今度は左側の歯にも麻酔を注射しました。
止血は止血剤を使い、その後ガーゼをしばらく噛んでいました。
そして、麻酔が効くまでの間「抜歯後の注意点」と書かれた用紙をもらい、抜歯した後の注意事項について伺いました。
抜歯後の注意点・要点まとめ
- 処方された薬はきちんと飲むこと。
- 抜歯当日は安静に過ごすこと。激しい運動、入浴、飲酒は血行を良くするため控える。(シャワーはOK)
- 当日から翌日までは唾液に少量の血液が混じることがある。
- 再出血や傷の治りが妨げられるため、強いブクブクうがいは避ける。弱めに口の中をすすぐようにする。
- 抜歯当日は、歯を抜いた部分の歯磨き粉使用を避ける。
- 当日から翌日に違和感や腫れた感じになることがあるが、強い痛みがなければ様子見をする。不安な場合はクリニックへ連絡をする。
- 出血が多いときはティッシュなどを丸めて15分以上噛んで止血をする。それでも出血がひどいときはクリニックへ連絡する。
その後、左の歯も右側と同じ要領で抜きましたが、少し歯の内側が傷んだため、麻酔を追加してもらいました。
痛みを感じた場合、必ず先生に伝えるようにしましょう。
こちらもあっという間に抜け、止血をしてもらいます。
右側のガーゼを取り換えてもらい、「今から15分程は両方のガーゼを強くかんでいるように」と言われました。
止血のために新しい取り換え用ガーゼももらいましたが、私は使わなくても大丈夫でした。
全体の所要時間は約1時間程度でした。
そして最後に、抜いた歯2本を記念撮影。苦手の方がいらっしゃるかもしれないので、別タブで開くようにしています。
あと歯には血がついていたので、白黒の処理を行ってます。
抜歯した後の歯並びの様子も同じように別タブで開くようにしています。
【注意・抜歯後の歯の写真(白黒)】抜歯後の第一小臼歯(別タブで開きます)
会計
今回のお会計は「11,000円」、クレジットカード一括で支払いです。
抜歯1本につき「5,500円」と見積りで出ていましたが、抜歯だけでなくレントゲン撮影や薬ももらいました。
もろもろ含まれているようです。
薬は、化膿止めと痛み止めの2種類をもらいました。
化膿止めはもらった分を一日3回、朝昼夕の食後に飲み、痛み止めは痛みがあるときのみに飲んでくださいとのことです。
抜歯当日・帰宅後の様子
痛みや麻酔の残りについて
麻酔は治療終了後、3時間経ってから少し麻酔のしびれが取れはじめ、4時間後にやっとほとんどのしびれが取れました。
麻酔が残っている間は痛みがありませんでしたが、麻酔が切れてからは傷口がジンジンと痛みました。
それほどひどい痛みではありませんでした。
余談ですが麻酔が残っている間は、結構不快感がありました。
なんだか自分の口じゃないみたいみたいで、唇がぶよぶよした何かという感じです。
さらに口の上側が動かしにくく、なぜか鼻の孔あたりまでもしびれていました。
抜歯後の食事
食事は麻酔が切れてからとに先生から言われました。
実際麻酔が残っていると口がうまく動かせず、熱さも感じないので火傷する可能性があります。
ちなみに麻酔が切れていなくても水分補給は大丈夫だといわれました。
個人差があるかと思いますが、私は3~4時間ほどで麻酔が切れました。
あとは抜歯後数時間ということなので、食べるものにも気を付けましょう。
- おすすめの食品:おかゆ、ゼリー、プロテイン(粉や飲み物)、水など。柔らかいもの、すぐ飲み込めるもの。
- 避けたほうがいいもの:刺激物や熱いもの、硬いもの。傷口にしみるようなもの全般。
抜歯当日は傷がまだ完全にふさがっておらず、辛い物や熱いものはしみてしまうかもしれないので、避けたほうが無難です。
なので、おかゆやゼリー、タンパク質にプロテインを用意しておくといいかもしれません。
おかゆは風邪の時の食料としても便利
口がうまく動かない場合は、飲むタイプのゼリーがオススメ
プロテインは粉タイプだけではなくジュースタイプもあります
私の場合は、食事がうまくできないかもしれないので、サプリメントも用意していました。
ビタミンと鉄のサプリメントを常備してます
サプリメントは矯正器具を装着して、痛みで食事がままならなくなった時にも摂る予定です。
抜歯後の歯磨き
抜歯当日から普段通り歯磨きをしました。
ただ抜歯した部分は避けて磨くように、歯医者の先生から注意を受けていました。
他にも麻酔が残っている場合は口をうまく動かせないので、うがいをする際は注意が必要です。
他にもうがいは強くブクブクせずに、ゆっくり水を口の中で転がすようにすすぐといいと思います。
強くうがいをすると傷口が開いたり、治りが遅くなる可能性があります。
当日の風呂について
風呂に関しては、長湯はしないようにと言われました。血行が良くなると痛みや腫れ、出血が発生する場合があるからです。
同じ理由で飲酒や激しい運動もNGとのことでした。
なので抜歯をした当日は、入浴はシャワーのみで手早く済ませるようにしました。
日頃シャワーメインなのであまり普段と変わりませんでした。
ワイヤーをつけるまでの一週間の経過
私の場合抜歯後の腫れや発熱は特にありませんでいた。
しかし、歯を抜いてから数日は傷が若干うずくような感じがありましたので、辛い物や熱い食べ物は避けるようにしました。
当日やその後も痛み止めは飲まなくても大丈夫でした。
歯磨きに関しても鏡を見ながら、注意深く抜歯した部分付近を磨きました。
通常の歯ブラシだとどうしても傷口に当たりそうなので、歯の細かいところを磨ける「タフトブラシ」を使って磨きました。
タフトブラシは、いつもは歯と歯の間を磨き残しがないように使っています。
職場でも歯磨きをしているのですが、鏡がないため気を付けて磨きました。
矯正装置を付けたら鏡を持って行って磨かないといけなくなりそうです。
いつもの生活習慣では、酒はほとんど飲みませんが、運動はほぼ毎日エアロバイクを一時間程度漕いでいました。
しかし、運動に関しては2、3日程度は安静にしていようと思っています。
他には地味に奥歯のセパレーション設置部分が押し広げられる感覚がして痛い!特に取り付けて2日後が痛かったです。
今後の治療の予定
抜歯を行った約一週間後に金属ブラケットとパラタルバーを装着します。
さらに来月は下の歯に金属ブラケットを装着予定とのこと。
下の歯はワイヤーを取り付け、少し動かしたのちに抜歯を予定しているそうです。
あくまで予定なので、治療経過によっては変わることもあるみたいです。
この記事がご参考になりましたらうれしいです。
そしてさよなら…私の第一小臼歯…。
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